平成29年度 野外活動支援員育成プログラム
9月11日(月)~12日(火)in 月夜野キャンプ場(山梨県南都留郡)
今年度の野外活動支援員育成プログラムは、16コマの講義で構成されています。
9月のキャンプ実施前に、グループワークによる関係づくりや野外活動の支援法、野外での救急法などを学んでから、キャンプに出かけます。
キャンプ当日、学生たちは大学に集合して貸し切りバスでキャンプ場へ。
途中、決められた予算で食材をスーパーで購入、キャンプ場で調理を行います。
1日目は、野外ゲームや調理などを行い、2日目は、北澤伸之先生による自然の中での遊び支援学習が行われました。
午後にキャンプの振り返りを行い、夕方、大学に到着です。
野外キャンプの目的は、野外キャンプ活動におけるグループ活動や自然体験活動に取り組み、活動する自分自身と向き合うことを通して、以下の点について考えることです。
1.子どもたちの育ちにとって、野外活動にはどのような意義があるのか
2.野外での活動を豊かにするためには、どのような工夫や方法が求められるか
3.野外活動において、子どもに寄り添う支援者には、どのようなことをもとめられるのか
では、活動の様子をご紹介いたします。
(1)まずはオリエンテーション
(2)グループで目隠し歩き、「わたしのとっておきの場所」という先頭の人が紹介したい場所にみんなを誘導、発表するネイチャーゲーム。
(3)「ラインナップ」全員が丸太の上に乗り、指示のとおりに丸太から落ちないように並かえるゲーム。みんなで動きを調整してバランスをとることが難しい!
(4)みんなで夕食の準備。食物学科の講師の先生に魚のさばき方を教えてもらえます。
(5)おいしそうなマスの塩焼き
(6)暗闇のなかでの夕食もスリリングでおもしろい
(7)2日目は北澤先生と魚釣り
(8)ついつい魚を追いかけること夢中になってしまいます
参加者:大妻女子大学児童学科1年(9名)、2年(2名)、ライフデザイン学科(1名)
外部講師:北澤伸之先生(ELFIN体験共有くらぶ代表)
引率:加藤悦雄、川之上豊、石井雅幸(児童学科教員)
このプログラムで学んだ学生は、今後、千代田区の保育園や幼稚園の野外活動にボランティアとして派遣されて、現場での活躍が期待されています。
文責:加藤奈保美