昨年12月4日(土)から始まりました5回にわたる対面でのプログラムが、1月8日(土)に終了いたしました。
参加者は21名、受講認定者は19名となりました。
今年度も多数の外部講師をお迎えして、それぞれの専門分野から考える支援のあり方について貴重な講義を展開していただきました。
12月18日には、今年度はじめて講師をお願いした一般社団法人IKKA代表理事を務める久保雅美先生から
「地域連携と母親支援」という視点から、地域の母親たちへのエンパワーについてお話いただきました。
12月25日は、やはり今年度から講師をお願いいたしました筑波大学附属大塚特別支援学校教諭の高津梓先生から、
「知的障がいのある児童生徒へのポジティブな行動支援」というタイトルで、認知行動療法の視点からの支援についてお話を伺いました。
続いて、東京都北特別支援学校主幹の渡辺涼先生からは、「身体が不自由な子どもの学習しやすい環境づくり」という、
通常級に在籍している身体の不自由な児童の学習支援についての実践例を紹介していただきました。
最終回1月8日は、千代田区で支援員や専門員をされておられる石川洋子先生と詫間美登里先生のお二人に
「支援員に求められること」のイロハを伺うことができました。
参加者からは、ブラッシュアップを続けていく意味でも来年度もまた参加したいというお声をたくさんいただきました。
支援の「正解」や「答え」はないだけに、支援員や担任として支援に対する自分のあり方や考え方を他者と振り返り、
アップデートを重ねていく研修の場として、本センターが今後も機能してゆけたらと願っております。
(文責:加藤奈保美)