2022年3月26日(土)と27日(日)の2日間にわたり、のべ274名の親子さんが参加してくださいました。参加者の内訳は以下のとおりです。
1日目 計106名
(区内90 区外16)
(乳幼児53 小学生11 高校生以上42)
2日目 計168名
(区内103 区外63 記載なし2)
(乳幼児66 小学校33 中学生1 高校生以上66 記載なし2)
1日目は、天候が不安定で風が吹き荒れる中での開催でしたが、逆に参加する親子さんたち同士が協力してブルーシートを張って屋根づくりをしたり、段ボールが風で飛ばされるのを必死で凌ぎあったりして、お互いの家族が繋がり合う、気遣い合う場面が生まれていました。アクシデントは、困ったことであると同時に、人を結束するチャンスなのだと再認識させられました。
2日目は、1日目の続きで大きな段ボールの家を作りこむお子さんがいたり、保護者のほうが夢中になってモノづくりに励んだり、学生たちも本気になって子どもたちから羨ましがられるようなお城を作ろう!大人の本気を見せよう!と、気合を入れてシンデレラ城の制作を進めていました。
大事なことは、プレリーダーさんや学生たちから遊びを提供したり、遊び相手になるなどの「サービス」の提供者にならないこと、指示や禁止をせず、基本的には「なんでもOK!」の遊び場であることを、大人たちが意識してかかわったこと。
もちろん、段ボールカッターなど扱いに注意する道具もありましたが、そこは保護者や学生が目を配り、声をかけ合いながら子どもに注意喚起をしつつ、「やってごらん!」と子どもの主体的な遊びをアシストする。そんな温かな、活気ある場が生まれていました。
後日、実施した振り返りの時間で岡所長からは、「専門家(プレイワーカー)サポートのもと、実施するのが望ましいこと。役所や住民含め、こういうコミュニティづくりをしたいと思うなら何らかの働きかけが必要であり、何にせよ、保護者の方々からの「やりたい!」という声と協力が一番重要である」と述べられました。
令和4年度の実施に向けて、大学での授業との絡みや、センターの子育て支援事業における「はぐみぃ」の活動に参加する家庭教育相談員基礎能力の取得を目指す学生の育成を念頭におきながら、事業計画が進められていきます。乞うご期待!
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(文責:加藤奈保美)