令和3年度 はぐみぃ通信3月号
3月のはぐみぃとはぐみぃぷらすは、各2回ずつ開催され、予約をいただいた親子さんにはできるだけお迎えできるよう、引き続き環境整備や人の動線を工夫しながら行いました。
長くはぐみぃを利用していただいているショウジジンナさんに、ポーランド人のママと能田パパを引き合わせてちょっとした国際交流の場に。いよいよはぐみぃもグローバルに展開していくのか⁉
学生に抱っこされて気持ちよさそうにすやすや眠るまなかちゃん。学生にとっては次のステップ、お布団への寝かしつけが待っています。まなかちゃんをそっとお布団へ寝かしてみたものの、まなかちゃんは抱っこがいい！と、ぐっすって起きてしまいました。まなかちゃん、またの機会に寝かしつけをチャレンジさせてもらいますね。
加湿器から出ている温風に顔を近づけ遊ぶ姿がとっても楽しそうで子どもらしい。
さて、ここからは連続ものです。
ろびんくんが、ポッポに乗って遊んでいたところに、背後から新入りの年下むねたかくんが乗りたそうにポッポの取ってをつかみます。お互いのママたちは、「子どもたちがどうするか、見てましょ」とふたりのやり取りを見守りことに。このママたちのやり取りがはぐみぃらしいですよね。
すると、むねたかくんが、なかば強引にろびんからポッポを奪って占領。
何も言えずにいるろびんくんに、ママは「どうするのかな？」といった表情でろびんくんの次の行動を見守ります。「さあ、どうする、ろびんくん」と私も学生も見守ります。
結局、ろびんくんはむねたかくんに何も言えないまま、無表情でポッポの後ろに。切ないろびんくん。
その姿をママは、「本当にそれでいいの～」「ろびんらしいね」とニヤリ。すてきなママですよね。
すっかりお兄さんになったれおくんは絵本が大好き。はぐみぃを卒業したあとも、ろびんくんといっしょに遊びに来てくれます。
ぷらすに遊びにきてくれる発想力豊かなみひろちゃん。色画用紙で大作メリーゴーランドを作って、くるくると回して皆さんに披露！すごいねぇ。
ぷらすに遊びに来てくれた子には元気いっぱい遊んでもらいたくて、学生さんたちも風船遊びやマット遊びを提供。子たちも汗びっしょりになって走りまわります。
この日の振り返りミーティングには、久しぶりに院生の星野さんも顔を出して参加してくれました。
先輩から後輩に、励ましの温かいメッセージが伝えられました。星野さんのはぐみぃが大好き！の思いが伝わってきました。
今年度さいごのはぐみぃで、スタッフと学生さんといっしょにパチリ。
今年度もコロナの感染拡大で開催が危ぶまれる中、少しでも多くの親子さんを迎い入れたい思いで、スタッフと学生が一丸となって知恵を出し合い、はぐみぃ・はぐみぃぷらすの場を作り上げてきました。３年生も４年生の動きをお手本にしながらよく頑張ってくれました。４年生は、自分たちで考えて動いてみる、という主体的な居方が定着して、スタッフも安心して学生さんたちに環境設定や親子さんへの関わりを任せることができました。
そして、私も今年度で4年生とともにはぐみぃを、そして児童臨床研究センターを卒業いたします。本当にすてきなスタッフや学生さんたちと出会えて、充実した学び多き5年間を過ごすことができました。はぐみぃ・はぐみぃぷらすをご利用いただきました保護者の皆さまにもたくさんの協力をいただきありがとうございました。
3月18日に家庭教育相談員基礎能力の認定式がセンターで行われ、岡所長から4人の４年生に認定証が
手渡されました。4月からは、幼稚園や小学校の教員になる皆さんです。ここでの学び・体験を糧に、保育・教育現場で頑張ってもらいたいと思います。またいつか遊びに立ち寄ってくださいね。
新年度のはぐみぃは、4月12日（火）から始まります。しばらくは予約制となります。お手数ですが、
センターＨＰの「はぐみぃ申込」から事前予約をお願いいたします。新たなはぐみぃ・はぐみぃぷらすの幕開けです‼
（文責：加藤奈保美）