このたび新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、当日活動拠点とすることを予定しておりました。
赤城少年自然の家が群馬県の要請により1月上旬まで閉鎖となってしまいました。
このような状況で本活動を実施するわけにも行かず、やむなく今回は中止といたしました。
この時期は、本センターとしましては北海道美瑛町での自然体験活動の企画を行ってきましたが今年度は中止といたしました。
その代替えの企画としてこの度の「冬の赤城の生き物探検」を企画いたしましたが、このような形で中止となりとても残念ではあります。
しかし、皆様方の安全、訪問先の安全・安心を確保するためには致し方ないと思っております。
皆様方のご理解をいただきたくお願い申し上げます。
これから、学校も冬季休業期間にはいると思います。いつもの年末年始のような訳にはいかないかもしれません。
ただし、自然はあらゆる所にあります。この年末年始の都会の空、自然はいつもの時に比べてきれいで、冬の自然を楽しむにはとても良い時期でもあります。
落葉樹も葉を落とし、残った木の実をついばむ小鳥たち、池に行くとカモをはじめとする水鳥がたくさん集まっています。
葉を落とした木の枝を観ると、冬芽がおもしろい形をして出している様子、地面にへばりつくように生えるタンポポの仲間、冬の日向にやってくる成虫越冬している昆虫たち・・・夜空に輝く星などなど。
都会の自然も良いものです。ぜひ、冬の都会の自然を探検してみてください。
児童臨床研究センターでは、自然観察活動をできる状態になりましたら、新たな企画を立ち上げまして皆様に提供したいと考えております。
その際には、よろしかったら申し込みをしていただきたく思います。
石井雅幸