今年度も特別支援教育、理科教育、野外活動の3つのプログラムが無事に終わりました。
たくさんの方のご参加、ありがとうございました。
特別支援プログラムは、外部からは幼稚園やこども園、小学校などで実際に支援員をされておられる方が21名、加えて本学学生6名が加わり27名の参加がございました。
最終回前半は、千代田区特別支援教育指導員の石川洋子先生(右)と、東京都公立学校特別支援教室専門員の詫間美登里先生(左)による「支援の実際」についてお話いただきました。
後半は、幼児園関係者と小学校関係者が2グループに分かれて、高橋ゆう子先生を交えて、架空事例に基づいて検討を行いました。
それぞれから、事例をどう理解するか、自分だったらどのような支援を試みるかの意見が出され、闊達なディスカッションが展開されていました。
理解支援員育成プログラムは、外部から小学校教員が1名、本学学生19名、計20名の参加がございました。
今年度は、新しい試みとして「地球温暖化防止コミュニケーター養成講座」を加え、全員が受講して、認定を受けました。
地球温暖化という身近な環境問題に関心を寄せて、温暖化対策に取り組んでいくことは、ますます求められてくることでしょう。
野外活動支援員プログラムは、今年度は1,2年生を中心に10名の参加がございました。
残念ながら本プログラムは、今年度をもって終了となります。
これまでに、本プログラムを受講した学生さんたちは、年間をとおして地域の幼稚園や保育所、こども園の遠足や行事に参加して、野外活動のお手伝いをさせていただいてきました。
プログラムは今年度で終了いたしますが、学生さんの派遣活動は3年後の2012年まで継続いたしますので、千代田区内の園でお手伝いの必要がございましたら、お気軽にお問合せください。
来年度からは、特別支援教育と理科支援のふたつのプログラムを開講いたしますので、卒業生の方でご興味・ご関心のある方は、ぜひご検討ください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(文責:加藤奈保美)